久しぶりにCovid-19の話題ですが、松本哲哉教授に現況を解説し、ワクチン接種のメリットと注意点を指摘してもらうものではありませんでした。テレ東が得意とする「世界に住む日本人に聞きました」というアンケートを基礎に、海外支局の記者やワクチンに携わる本来の意味での「関係者」へのインタビューで肉付けしていました。
したがって、今回の奈緒さんは2度ともスタジオ収録でした。インスタグラムにはスケジュール表が載っていますが、奈緒さんはほぼ1日中スタジオにいたことになります。イスラエル在住の方・ロンドン支局の記者にお話を聞きましたが、時差を勘案しての時間設定だったのでしょう。奈緒さんの次々と変わる「へえ、ほう」の表情が印象的でした。
わたしは家のものの付き添いで高齢者の集団接種会場に行きました。注射を打つのは看護師の仕事、医師は問診でゴーサインを出すのが役割でした。この点、アメリカやイギリスで問診なしに接種する光景には違和感を覚えました。ロンドン支局の記者は「日本人はリスクを取りたがらない」と指摘していましたが、これではとてもリスクを取れないです。取り扱いの難しいファイザー社のワクチンを接種できる状態にしていたのは、薬剤師の方々でした。
また会場で30名以上もの市役所職員が丁寧なことこの上ない案内をしている光景を見たら、外国人は「日本人はサービス過剰」と思うかもしれません。
イスラエルではワクチン接種をいち早く実現したからと言って、ネタニヤフ政権は総選挙に勝利できず、退陣したのが政治の難しいところです。また上海支局の記者はしぶしぶ中国製ワクチンを接種したとしつつも、「中国はやる時は一気呵成」と話していましたが、これはこれで怖いと思いました。Covid-19では変異種が次々と現れているだけに、まだまだ予断を許さない状況であることは確かです。
ガイア見ました。
私自身も先週木曜日に通院中の病院で先行接種を済ませてきました。
巷でよく聞く副反応の症状諸々が出ました。でも今は症状は治った感じです。
「ワクチン接種=絶対に感染しない」という訳ではありませんが、先ず安心感を得る事ができます。そして感染者数が減っていけば大胆な緩和策がとれ経済回復に繋がる、というこの流れは十分期待できます。
しかし日本のワクチン対策は遅かったですね。政権への愚痴になりそうなので書き殴りもできませんが、諸外国を見習わないといけないなと思いました。
あとは、打ち手の問題にしても、イギリスでは医療従事者でもない方が打ち手になっていたりと、臨機応変も必要だなと思いました。
気がかりなのは、ワクチンの効かない変異株が出てきているという報道。しばらくはワクチン開発と変異株とのいたちごっこにもなりそうな予感もしています。
各国ワクチン開発を進めているから、将来的にはワクチン市場の寡占状況も変わってくるかもしれませんね。














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