鳥羽に抱いた憎悪の念をたぎらせる伏見ですが、生前の結城美保さんのビデオメッセージに続き、島原センター長の言葉がテキメンに効きました。
「どんなに悲しくても どんなに残酷でも 踏みとどまらなくてはならない」
番組の最後に出る箴言ですが、今回は2度表示されました。最初の「怪物と闘う者は、自らが怪物と化さぬよう心せよ」には、名前が出ていません。もしかすると脚本・酒井雅秋さんのオリジナルかもしれませんが、センター長の言葉を言い換えたものとも言えます。
もう一つの箴言・ニーチェ「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている」は、KSBCやドラマ全体に向けられたものでしょう。犯人たちはKSBCの監視捜査網をかいくぐるというよりは、むしろKSBCに見られていることを前提に逆にKSBCを見るという、挑発的な態度を取っていました。今回は伏見たちがKSBCに加わったことが鳥羽の犯罪計画を誘発したとも言えますが、KSBCのような組織には付き物の問題点かもしれません。
黒幕・内通者は誰かをめぐっては、当てずっぽうも含め、いろいろな人たちの名前が飛び交いました。見当違いも甚だしいのは、センター長の夫・信嗣さんは実は生きていると考えている人が意外に多かったことです。わたしは第9話の感想で姉川刑事のことに触れましたが、内通者であるとの予感が当たって、ホッとしています。
謎はまだまだ残っています。その最たるものがひかるさんの「バッグチャーム」です。信嗣さんの死後、センター長と前後するかのように、鳥羽クリニックを訪れたのでしょうか。そう言えば、あの羽の意味は説明されていません。鳥羽や強敵・真弓は逮捕されたものの、一味が一網打尽になった感じはあまりしません。SPでそこの部分を解明するか、続編でKSBC復活をするかしてほしいです。
奈緒さん、レッドアイズ!無事、クランクアップお疲れ様です。
レッドアイズとは、イルミナティとの戦いだったと思う。
そこで勝ち得た教訓とは「非戦の誓い!」だったと思います。
奈緒さん、ありがとう!!














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