今回の奈緒さんは導入部分でナビゲーターの役割を果たした後は、丸山隆志医師にインタビューをしていました。3つの部分にわかれましたが、最後のセクションでは対談のようになっていました。丸山医師がだんだん前のめりになって、お話をしているのが印象的でした。
丸山医師にとっての「忘れられない患者」(大学教授)は、次のような言葉を残しています。「すぐれた疑問文を生産することのほうがより困難かつ重要だということを、自分自身で学んでほしい。」今回のインタビューでは、奈緒さんははじめのうちは台本に沿った形で質問をしたはずですが、丸山医師の反応によって、すぐれた疑問文を出し、感想を述べていました。患者教授も合格点をつけてくれるでしょう。お二人はソーシャルディスタンスを保ったため、離れていましたが、それでも対面した意味はあったと思います。
丸山医師も奈緒さんに対し「音楽家の側頭葉が発達していること」や「女性・子どもの手術はイヤです」と言った周辺的な話をしてくれました。それは日ごろの診察で、病気の話ばかりしているわけではないことの現れではないでしょうか。
わたしは脳腫瘍摘出のために、45日間の長きにわたって入院していましたが、担当医とは合計でも丸山医師の一回分の診察に満たない会話しかしなかったように思います。「よくある脳腫瘍だし、生命に別条はないから」ということで、あまり医師たちの関心を惹かなかったようですが、それでも腫瘍は2.5センチはあったのです。
麻酔のため半分「眠っている」のに、「パピプペポ」(ベトナムでもその流儀を通しています)と発音するのは難儀なことですが、丸山医師との事前の話し合いがあればこそ、懸命の反応をしているのでしょうね。
奈緒さん、お集まりの皆さん、こんばんわ&お疲れ様です。
奈緒さん、「忘れられない患者」見ましたよ。
「覚醒下腫瘍摘出術」、そういう術式があるということは、なにかの本で読んでたので、知っていましたが、実際のオペ中の映像を見るのは初めてでした。
オペ中の患者さんと会話することで、言語中枢や運動中枢を傷つけていないかを確認しながらオペを進めていく、より安全性の高い術式だと思います。
丸山医師がお話されていた石井さんという患者さん、「自分らしく」ということを強く強く願ってらっしゃった患者さんだなと思いましたし、その願いに応えた丸山医師も素晴らしい医師だと思いました。
患者さんの尊厳を守る、意志を尊重するということが、丸山医師の基本的スタンスだから、覚醒下腫瘍摘出術という術式の選択になるんですよね。
もし自分が大病を患った時、ジタバタするんじゃないか?って考えさせられましたね。 今日この番組を見ることができてよかったです。 奈緒さん、ありがとうございました。
最後に奈緒さん、外科医と内科医の違いがありますけど、丸山医師のスタンスは、心先生に通じるものがあるって感じたので、もしこれからまた奈緒さんが医師役を演じる時、丸山医師との対話が、役作りの役に立つと思います。
それでは奈緒さん、おやすみなさい☆♪














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