奈緒さん、こんにちは
今年で創刊30周年を迎えたステラは、特別企画として大河ドラマに次いで朝ドラの特集を組んでいます。表紙はエールの主役・窪田正孝さん(ゲゲゲではアシスタントの倉田圭一役)の背後に、過去の(主として)ヒロインの表紙が敷き詰められています。奈緒さんは左上に陣取っているので、すぐにわかるでしょう。
今回は脚本の山本むつみさんのインタビューが出ています。脚本の執筆中に水木しげる先生が夢の中に何度か現れて「あんまり格好良く書かんでええぞ」と助言したそうです。ならばと茂さんにかっこよくないことをたくさんさせてしまったとお話になっています。朝ドラの脚本を再度書く時は「新しいものを切り開いていく女性」の話を書きたいそうです。第105作は「ちりとてちん」の藤本由紀さんがご担当なので、その可能性はもちろんあります。
トピックスではユニークな最終回としてゲゲゲが取り上げられました。妖怪たちが現れたものですが、本放送の時はアニメーションが出てくることにすっかり馴染んでいたので、特に目新しさを覚えませんでした。もう一つ「名物キャラクター」では「まんぷく」の世良さん(桐谷健太さん)が「損得勘定で行動する男」として紹介されました。ただ奈緒さん演じた克子さんにとっては、どこまでいっても「胡散臭い人」だったでしょう。(笑)
教育テレビで「水木しげるの妖怪えほん」というミニ番組が随時放送されています。わたしが見たのは今話題の妖怪「アマビエ」についての回です。もととなる記録が極めて少ない妖怪についても、水木先生が書き留めてくれたことが、今になって役立ち、人々に希望をもたらしていると思えてなりません。アニメーション自体は新作ですが、佐野史郎さんが朗読する解説文は「日本妖怪大全」に掲載されている水木先生の文章でした。














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