アライブの最終回、それぞれの新しい場所で活躍していてよかったです。やはり最終回はこうでなくっちゃやり切れませんよ。以前は癌=死でしたが現在は共存できる病です。実は私の母は30年程前に乳癌で片方切除し、今度は4年前に反対側の乳癌が見つかり部分切除しました。それから、半年毎の定期健診の結果に一喜一憂しながら、今年の冬に5年目を迎えます。薫さんの癌再発を聞いた時はドキッとしました。でも最終回を見終えてホッとしました。それにしてもラストシーンの心先生カッコ良かったです。来週の木曜日、アライブのない木曜日は寂しいです。
「このドラマに超人とか天才は要らない。ごく普通の女性が懸命に生きる姿を描くんだ、輝いているでしょう。」
打ち合わせでの京太郎さんの言葉こそ、アライブの制作企図を代弁したと言えるでしょう。ストイックなまでにリアリティ重視の設定にしたのも、そのためでした。北大路欣也さんは先週末に放送された2本の新作時代劇SP(主演)ももちろんよかったですが、アライブでは経験したことのない職業に(息子を失う)境遇と新境地を開きましたね。
今回は薫先生の一大事と橘さんの手術の絡ませ方がよかったです。アクティブに「患者業」をやっている薫先生を見ていると、「日本でいちばん患者の気持ちがわかる医者」に思えて仕方なかったですが、心先生は手術から「下ろし」ました。橘さんの手術後に心先生が流した涙は、自分の判断の正しさ(橘・娘さんの懸念は当たっていた)に安堵することより、薫先生から手術(=生きがい)を取り上げてしまった悔しさが上回ったからでしょう。
それだけに薫先生の病室で二人揃って涙を流すところが感動的でした。木村佳乃さんは「前世は夫婦だったに違いない」と言っていましたが、現世でも二人は夫婦なのではないかという錯覚に捕らわれるほどでした。薫先生(まだ脱毛ケア帽子を被っています)からがん細胞が「消えた」と知るや、心先生は花束を持って駆けつけましたが、3年前(第10話)にはできなかったことが果たせて、よかったです。
外科系には「切る」という誰にでもわかるやりがいのある仕事があり、結城先生はそちらに進みました。(きよ様は、引き続き木10ドラマにご出演です)これに対し腫瘍内科は各科・各部局を横断的に束ねて患者の治療に当たるプロデューサー的、少なくともコーディネーター的な役割を果たしていると思います。心先生はその能力を発揮していました。夏樹先生も身につければ、数年後に阿久津部長ががん治療センターにプッシュするのではないでしょうか。














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