シャリアピン・ステーキとは、牛肉を使ったマリネステーキの一種。1936年(昭和11年)に日本に訪れたオペラ歌手、フョードル・シャリアピンの求めに応じて作られた。日本以外の地域ではほとんど知られていない、日本特有のステーキ料理である。
2020年東京オリンピックのシャリアピン・ステーキって、
『奈緒さんの事じゃなかったんじゃないかな?』
奈緒さん、本当に本当にありがとう!!!
今回の奈緒さんは質量ともに充実したメニューを食することができて、ただただ羨ましかったです。しかも、「歴史的」や「秘伝」といった枕詞がついて、料理はプレミアムなものになっていました。中でも田中シェフが復元した4品は圧巻で、奈緒さんの席にたどり着くまでの時間が何とも長く感じられました。奈緒さんが今後の紀行番組で食べるメニューのハードルは、大幅に上がったと言えるでしょう。
美味しいものを求めるには、足を使わなくてはならない、ということで、奈緒さんは思った以上に各地に取材に出向きました。明治村(帝国ホテル)は番組告知の時から知っていましたが、金沢や長野にも行っていたのですね。料理人名簿を見ていた金沢のシェフに、奈緒さんは思わぬ形で横浜のシェフの近況報告をしていましたが、人の縁をつなげてよかったです。これぞドキュメンタリーの醍醐味と思いました。
それに先立ち、奈緒さんは東京の帝国ホテルに足を運んでいました。ここで見たロビーの深紅+金色の装花こそ、去年のプライベートブログに出ていたものです。14日まで展示されているそうです。
番組では「威風堂々」などのイギリス音楽に交じって、奈緒さんのナンバーが多数出てきました。「古都のテーマ」や「流れる雲のように(インスト版)」など久しぶりに聴くものもあり、いつものテレビマンユニオン制作ながら、いつもとは違う選曲を楽しめました。
夏に開催されるオリンピック・パラリンピック大会で、どんなメニューを提供するのか、現代のシェフたちが頭を散々に使っていることでしょう。1964年のメニューをそのまま使えばいいのにというのは、いかにも安直な考えで、お叱りを受けそうです。最後に紹介された村上シェフの言葉「仕事に意欲を沸かさぬ人には、よい知恵は湧いてこない」が当てはまります。














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