後編にあたる第2話が、歌子さんメインで本番にあたる回です。「十九の春」を寅さんとデュエットするサービス・シーンもありました。歌子さんが沖縄でクニヒロさんと幸せに暮らすのを願いつつも、映画の「寅次郎恋やつれ」にあたる続編を期待したりして、心が乱れています。
歌子さんは「寅さんのおかげ」を連発していましたが、正確には「寅さんの周りの人たち、とりわけさくらさんのおかげ」でしょう。成り行きとはいえ、さくらさん宅で打ち明け話をしなければ、悶々とした日々が続いたことと思います。浮気話では修吉さんの心証を悪くするのは無理ないです。加えて家にいるときの修吉さんはパジャマにカーディガンを羽織っているだけなので、娘としては不安が募りますね。
歌子さんがとらやを来訪した時に、「地」と「痔」のかみ合わない会話ですぐに吹き出したのがよかったです。映画「柴又慕情」では気まずい雰囲気が続いていましたが、このクスクス笑いで救われた思いがします。これが寅さんの口上を誘発したとも言えます。店の客すら呼び込む力のある口上を聞くと、「落語と講談の違いって何だろう?」という気さえ起きます。
奈緒さんが石切でロケしたのは駅の周辺だけだったようです。とらやはスタジオ・セットだからです。それだけに石切駅まで行かなかったのが悔やまれます。修吉さんも杖をついていましたが、石切参道の坂には欠かせないアイテムです。
この間の平日は卒論作成で忙しい日々が続きなかなか観る暇がありませんでした。しかし三連休に入ったということもあってか(実は録画容量の都合でどうしても観て消化しておく必要があったのですが)、この忙しい合間を縫うがごとくゲゲゲ最終週とアライブ初回、一気見になりましたが観終わったのでここで感想を…..
まずゲゲゲについて…..最終週はそれまでのハイライトを振り返っているように感じました。このドラマ全体を通して布美ちゃんと茂さんを支えてきた人々への「ありがとう」、そして気づけばこうして素敵な夫婦でいることに「ありがとう」、等々さまざまな「ありがとう」がこの最終週にぎゅっと詰め込まれていました。それゆえ最終回見終えて私の口から思わず「ありがとう!!」と叫んじゃいました(笑)このドラマの主題歌は、いきものがかりの「ありがとう」でしたが、それが見事にこの最終週(そもそもこの最終週のサブタイトル自体が「ありがとう」でしたが)とものすごくマッチしていたように感じました。
このドラマを通してみて、布美ちゃんの役は役柄も考慮すると奈緒さんでないと成り立たなかったようにも感じます(ちなみに、放送当時は「朝ドラヒロインらしからぬ設定のヒロイン」としても話題になったみたいですが、それが上手くハマったのもあって大ヒット作となりました。もしそうでなければ奈緒さん自身もそうですが朝ドラ自体今頃どうなってただろうか…..?そう考えただけでもヒヤッとしますが(笑))そして、その周りを固めている役者さんの方々もきちんと各々の役柄を上手く演じていらっしゃって素晴らしかったです。また、珍しく妖怪などがアニメーションの形で出てくるといったように、従来の朝ドラ作品とは一線を画したところがあり、観ていて面白かったです。
今回初めて「ゲゲゲの女房」最初から最後まで観ましたが、ここまでヒロインやその夫のことをずっと応援していたいと思ったドラマは初めてです。(前回投稿と被ってしまいますが)長きに渡った地上波での再放送でしたが、改めて観ていて本当に素敵なドラマでした!!今まで「ありがとう!!」
次にアライブについて…..初回観ての感想ですが、個人的にはストーリーが興味深く、今後に目が離せないドラマだなと感じました。オンコロ先生、腫瘍内科医の立場でさまざまな症状のがん患者と化学療法の観点で日々向き合ったり、事故で意識不明のままの状態の夫を見舞いながら息子の面倒を見たりと、観てて大変そうですが…..そんな中でも患者さんや家族のことを大切に思っている姿、本当に素敵ですよ(^_^)陰ながら見守りたくなります!
初回では3つの「あ」(あせらない・あわてない・あきらめない)が印象に残りました。これはガン患者へのエールとして本作で使われていますが、それのみにならず今卒論作成に追われている私にも言えるような気がします。そうでなくてもバタバタしてて挫けそうになることがあるので、このワードは励みになります!そして4つ目の「〈あ〉りがとう」、これがこのドラマに温かみを与えているように感じました。また、劇中蓮くんが産まれてから夫の匠さんが事故にあって意識不明の状態になるまでを家族写真を通して走馬灯のように振り返るシーン、なぜか映画「エンジェルサイン」思い出してしまいました。そこでもヒロインのパートナーが予期せぬ不幸に見舞われるのですが、そのパートナーと過ごしてきた日々を振り返るシーンが今作と被っていると感じたのです。どちらについても、ヒロインが悲しみを抱えながらも人々のために力になろうとする姿私の心にひしひしと伝わってきます。同時に匠さん最後まで意識不明のままなのでしょうか?それと、オンコロ先生と共に患者を救うことになる薫先生、何か闇があるなと感じたのですが…..オンコロ先生が参加している患者会の案内をシュレッダーにかけたシーン、あの日の患者会の時にオンコロ先生の自転車をパンクさせたシーン、匠さんが意識不明になるきっかけとなったオペで失敗したシーン、…..と温かみを感じる雰囲気の中でサスペンス染みたところがあり、今後そういったところを含めた伏線の回収がどうなるのか今から気になっています。
アライブ冒頭のシーンで白い息を吐いているところから撮影を行っているときの外はひどく寒いなと観てて感じました。奈緒さんはじめとした役者さんそしてドラマ関係者の皆さん、どうか寒さには十分お気をつけて撮影に臨んでください。あと今回奈緒さんはこのドラマで主演のみならず劇中曲の演奏も担当されているということで…..もしかすると、今後あればの話になりますがライブまたはコンサートでその曲を披露することがあるのでしょうか?何はともあれ本当にお疲れ様です。どうかお体無理なさらず、がんばってください。私も心から奈緒さんのこと応援しています!
大変な長文になってしまったかもしれませんが、今日はここで失礼します。今日もよい1日を!














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