引き抜き屋も残すところ後2回ですね。お正月の贋作寅さんも楽しみです。このところ寅さんの少年時代を描いたドラマもありました。可愛かったですね、少年時代の寅さん。先日徹子の部屋で山田洋次監督と渥美清さんの思い出を語るシーンがありました。トットちゃんでも渥美清さんが出演されていました。奈緒さんと渥美清さん、ご縁がありますね。
番組予告で、並木さんが「リファレンスはきっちりとね」と言うシーンがなかなか出てこないので、あれあれという気分でいました。リファレンスはヘッドハンターの基本業務の一つなので、すぐに出てくるものだと思っていたからです。第4話にしてこの発言がありましたが、ドラマの撮影がすこぶる快調なので、ドラマ全体から予告編を作れたということだったのでしょう。
リファレンスが大事なのは、ヘッドハンターのみならず、人材を求める会社についても同様です。もしかすると、キャンディデートと呼ばれるヘッドハントされる人も、自分なりにしているかもしれません。畔田さんの面接に先立って、小穂さんは化粧品会社幹部と会っていましたが、小穂さんもまた「面接」を受けたようなもので、前職(フォーン)のことを調べられていました。
小穂さんが戸ヶ里さんからの押し付け案件で難を逃れたのは、リサーチャーの井納さんからの助言があったからです。ヘッドハントという仕事、人と人とのつながりがすぐれて大事ですね。視聴者は押し付けられた候補者を見れば、すぐに「難あり」と判定できますが、その裏付けを取ることが大事ですね。
今回いいシーンだと思ったのは、クラブで隆造さんと会ったところです。原作では隆造さんとバッタリ出くわすというハプニング性が強調され、小穂さんの近況を思いがけず知るという話でしたが、ドラマでは娘にフォーンのことは心配しないようにといい話をしに来たという風情でした。ドラマ序盤で小穂さんが心配したことへの答礼でしょう。それも束の間、キャンプ場の事故で不穏な空気に包まれました。最終話はどう締めくくられるのでしょうか。














ナインスター へ返信する コメントをキャンセル