きっちょう より:

忠彦さんの画風の転換は、家族にはすぐには理解されていません。克子さんは「いろいろ言うたけど」と言っていましたが、その諦めぶりからは、忠彦さんが寝食を忘れて絵筆を取っていた時を思い出しました。あさイチでは「ホント、すみません」と謝っていた壇蜜先輩演じる木ノ内さんが去った安堵感が上回っているのか、画家の妻として年季が入ったためなのか、淡々とした表情でした。
鈴さんに会いに来た岡さん・森本さんの真意が発覚したら、二人を追い返す家庭もあるはずです。それとは逆に、克子さんは夕食を共にする提案をしました。食卓は賑やかな方がいいという思いもあるし、二人の人となりを見極めるいい機会と見定めたのかもしれません。茂さんがかつての忠彦さんのポジションに立って、恋路を阻止しようとしているのが笑えます。

アルバムが到着しました。ＣＤを聴く前に、おさえておきたいのがジャケットです。奈緒さんは日ごろからジャケ撮りの大切さを訴えているからです。今回はベストアルバムに同じく渡辺肇さんの撮影ですが、背景の色を赤から水色に変えて、奈緒さんを切り取り直した感があります。今回は、各ショットで手の仕草や位置取りに凝ったのではないでしょうか。
わたしはＣＤショップの通販で取り寄せたので、Ｃコースのポストカードが当たりましたが、これは限定盤の裏表紙に相当します。さらにＣＤからＤＶＤへとターンすると、裏表紙裏にプリントされた奈緒さんのシルエット写真が現れます。裏表紙にもそんな仕掛けがあることに、ニヤリとしました。