きっちょう より:

たちばな塩業の一大事を聞いて、克子さんと忠彦さんは泉大津に向かいましたが、なかなか姿を見せないまま、きょうの回が終わってしまいました。いざという時に発揮される克子さんの瞬発力を見ただけに、ちょっと残念です。「うろたえてはいけない」という鈴さんはオロオロするばかりで、気丈に振る舞う福子さんの邪魔をしている格好です。塩とダネイホンはある分だけでも売ってしまわないと、立花家はすぐに金欠に陥りそうです。
進駐軍の取調で、萬平さんの年齢が37歳と判明しました。26歳の福子さんとは10歳近い年の差があります。神部さんとタカさんが接近するのを妨げる理由が一つ減った格好です。これまでの発明遍歴を語る萬平さんに、曹長の放った「お前は何をしたいんだ？」が、ただ厳しいだけの取調以上に重くのしかかるものでした。

来年の大阪放送局制作の朝ドラの発表がありました。「スカーレット」です。制作統括の内田ゆき（ひらがなです）さんは「芙蓉の人」、脚本の水橋文美江さんは「早子先生」をそれぞれ担当しているので、お名前は知っています。ここで音楽の担当者まで明らかにされるとは思いませんでした。
興味があるのは、ヒロイン・川原喜美子さんの生年です。昭和12年生まれとは布美枝さんの５つ下、克子さんの次女・吉乃さんに近いでしょうか。実は次の朝ドラ「なつぞら」のヒロイン・奥原なつさんと同い年なのです。これは偶然のこととは思いますが、来年は同時代に生きた二人の女性の人生をたどることになります。アニメーターに陶芸家と、クリエイティブな仕事をする点でも似ていますね。