きょうから戦後編です。焼け野原の中、香田家は焼けずに残っていました。これは僥倖というべきで、今井家ファミリーの拠りどころが確保されました。焼け残ったばかりでなく、空き家であることを幸いに住み着いてしまう人もいなかったようで、本当によかったです。
とはいえ、ないもの、足りないものに目が行きがちなのが人情というもので、鈴さんはしょげていました。そんな母親を「武士の娘でしょう」と励ます（半分、叱ってもいます）のは、３姉妹のうちやはり克子さんしかいませんね。
そして、（多分駄々をこねて嫌がった）鈴さんと闇市に出向いての「価格交渉」は、お見事でした。去年の「トットちゃん」での行商シーンのことが思い出されます。とはいえ、衣類の切り売りでは限界があるのも確か、新たな方法を考えないといけません。これは現在再放送中の「べっぴんさん」で、ヒロインの義兄がアドバイスしたことでもあります。

先週の「日本人のおなまえっ！」では、「即席」という名字があることを紹介していました。「即席」には、「その日のうちに手早くいい仕事をする」という意味があり、江戸時代には「即席料理」の番付表もあったそうです。調査依頼者の岸井ゆきのさん（きょうからタカ役で登場です）は、アドリブに反映させたいと言っていましたが、どうなるでしょうか。
そんな「即席」の意味がいつの間にやら変質しました。ゲゲゲの序盤の回、ラーメンの試食販売会で、布美枝さんが「ラーメンと同じで、売り子さんも即席だわ（一同笑）」と言われた時は、わたしも悔しかったです。

あすの「うたコン」は大阪からの放送ですが、「元気が出る！まんぷくディナーショー」です。そのゲストには３姉妹揃い踏みということで、奈緒さんはこの番組に初登場となります。奈緒さんの紹介する「元気になれる歌」とは何でしょうか？