たづくり より:

グレース・ケリー主演の泥棒成金のあとで、オードリー主演のこの作品を見ると、作品のテイストがすごく近いことに驚きました。サスペンスながら、ロマンスやコメディーの要素も入っているし、何といってもお洒落です。
ヒッチコック以外の人が作った最もヒッチコックらしい映画とも呼ばれているそうですね。

もちろん、どちらの作品でもケイリー・グラントと共演しているというのもありますが、二つの作品をつなぐ小道具があります。
それは切手です。グレース妃をデザインしたものが出てきます。お妃になって数年にして、人気商品・定番商品になっていたのかと思いました。切手といえば、奈緒さんも”for me”に取り入れていますよね。

奈緒さんが特別番組のときにかけさせてもらったオードリー・サングラスが、オードリーの登場シーンを印象づけます。途中でもサングラスを身につけますが、かえって目立ってしまいます。そこはご愛嬌ですね。
それから、ハーグの博物館で見せてもらったシャレードのドレスとは、ラストシーンのものでしょうか。襟元に特長があるので、そうかなと思いました。
パリでのロケ・シーンがふんだんに出てきます。パリを何度も訪れたことのある奈緒さんなら、行ったことのあるところ、通りがかったところなどがきっとあるでしょうね。
サウンド・ストーリーなどでの奈緒さんの映画解説、これからも楽しみにしています。