奈緒さんがモンマルトルの丘を訪ねた時に、ルノワールの「ぶらんこ」にちなんでブランコに乗るところがありました。
それが今でも残っていることに驚きました。今回の旅では、存命中のまま残っているところやモノが多かったですね。
奈緒さんは「バランスが悪い」と言っていましたが、地面との間にスプリングが入っていたので、勝手が違ったのでしょう。
グルヌイエール博物館・館長の説明の時に流れていた白黒の動画に、ブランコ乗りに興じる女性が出ていました。
あれは次男ジャンの映画「ピクニック」の一場面です。都会と郊外、場所は違えども、取り入れたかった情景なのですね。
私は4年前の春に渋谷で「ルノワール×ルノワール展」を見ました。その時にあの動画の場面を何度か目にしました。
父と子、絵画と映画のコラボを狙った企画で、絵画の傍らに置かれたモニターに映画の場面が流れていました。
今回は女性たちというように、ルノワールはいろいろなテーマからアプローチできるまさに美の「巨人」なのですね。
奈緒さんはその巨人の凄み、迫力をまざまざと感じたのです。番組からは、私にもその感動や感激ぶりが伝わってきました。
奈緒さんの写真は力作ぞろいで、見飽きません。オルセー美術館・上階の大時計、番組HPにも奈緒さん入りであります。時計の針がすこ~し動いています。奈緒さん、撮る⇔撮られるで忙しかったのでしょうねえ。
奈緒さんが注意を促した美術館のモダン椅子は日本人がデザインしたそうです。壁面の色もそうですが、いろいろと考えているのですね。
魚眼レンズを使った写真は初めて見ました。前からやっていましたか?レンズの装填も手早くすますのでしょうね。大きな木が中心なので、目標がつかみやすいです。
番組HPの写真と見比べていますが、川べりのレストランは光量を抑えましたか? NHKのドラマで時代感を出すために時々使われているカメラみたいな雰囲気があります。お向かいの遊覧船からレストランを見る時間があるとよかったですね。
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