鴨ちゃんの信念、そして先代女将の信念でもある「旅館が高級かどうかを決めるのはお客様です。私たちではありません」(第一話)は、鈴風さんの、富裕層だけに顧客を選別するという考えとは、真逆でした。
鈴風さんプランが、鴨ちゃん、すなわち上羽やが到底受け入れられるコンセプトではなかったのは仕方のないことです。
最終的に上羽やを引っ張って行ける女将は“われわれの女将上羽鴨”しかいない、ということが究極の選択を迫られた従業員全員の胸の底に湧いてきた気持ちだったのではないでしょうか。
鴨ちゃんのスピーチ、涙、それを見守る鞠子さん...泣かせました...
あの鞠子さんをも感動させた、鴨ちゃんの真に迫るスピーチがみんなの心にも届いた!
「女将の上羽やで一緒に働きたいんです!」これは本当に泣かせる言葉でした。
第10話にも出てきた、当初(第一話)のとげとげしい鴨ちゃんのとげをとってくれたのが峰岸さん、というお話。
峰岸さんに「旅館業で一番大切なことをすでにわかってらっしゃる」と、認めてもらったのが今日の“女将上羽鴨”としての出発であり、原点だったのですね。
鴨ちゃんがスピーチで訴えたこと(京都や上羽やの伝統、そして、おもてなしの心)はすごくストレートに説得力をもって、周りに伝わったと思います。
鴨ちゃんはホントに立派な”上羽やの女将”に成長しましたネ。
鈴風さんの激しい嫉妬は、その急激な成長ぶりをを自ら認めた証拠のようにも映りました。単なるライバル心というには少し異常なくらいの感情のたかぶりでしたものね。
ああ、最終回はホントに美しい感動するシーンばかりでしたね。最後の鴨ちゃんと上羽やのみなさんの
「みなさん、よろしゅうおたのもうします!」
「はい!女将!」
のシーンも良かったです。
鴨ちゃんの涙のシーン、良かったですね。
奈緒さんの涙はホントにきれいです!演技を超えたものを感じさせます。うつっちゃってね、もう。グスッ...。感動せずにはおれません...
鞠子さんの鴨ちゃんを見つめるやさしい表情もグッときました。
そして、やっぱり、鴨&衣川の掛け合いは最後まで軽妙で、ホントいつも楽しかったですね!最高!
第1話から11話まで、鴨ちゃんの成長ぶりを示す奈緒さんの演技は、至るところでホントに素晴らしかったです!
回を追うごとに、一生懸命で強気な鴨ちゃんにだんだん愛着が湧いてきて、最終話では一緒に涙を流していました。
感動の素晴らしいドラマをありがとう!
ローソンのチケット情報誌にいました、奈緒さんが!です。アルバムを制作しているそうです。「一人の女性として今感じること、自分のなかで思い描く女性像を、音楽でも表現したい。」というのが今度のコンセプトですね。奈緒さんの考える女性像とは、どんなものでしょうか?「そうそう」とスンナリと共感できたかと思うと、「そうなんだ!」と奈緒さんの目のつけどころに感心したりするんでしょうね。秋のコンサート・ツアーについては「松下奈緒を知ってもらうにはライブに来るのが一番早いです。」と、来場を呼びかけていました。ボクも去年の”for me”でそれがわかったので、今年の”WOMAN”も行きます。














プラタナス へ返信する コメントをキャンセル