第6話で、鞠子さんから
「(女将として)肚がすわってへんわ!」と一喝された鴨ちゃん。
しかし、今回は、大塚さんのミスの一件で「私を誰だと思っているんですか...、従業員のミスは女将である私のミスです」とあくまで自分の責任であることをみんなの前で言って大塚さんをかばい、肚がすわった女将らしさを見せた、と私は思いました。
このシーンでの奈緒さんの、凛とした女将としての演技(セリフはもちろん、お着物姿の美しさ、、表情、きびしくそしてやさしくなる目の光りなど)は、ホントに素晴らしかったです。
第6話「失敗上等!」から、第7話「失敗させてくれてありがとうございました」と続き、そして第8話は、今度は鴨ちゃんが、従業員の失敗を女将として(支配人とともに)見事にフォローしていきました。
しかも、何とボンバー体操を仲代大臣と一緒にやって、部屋に閉じこもりきりだった大臣の身も心もほぐしてリラックスさせてあげました。大臣のご要望に見事応えたのですね。
今回はお着物姿のままで、もはや「鴨ちゃんダンス」といってもいいカモ、というくらい奈緒さんらしい、たおやかでやわらかく軽快で明るく楽しい動きで素敵でした♪
鴨ちゃんの笑顔もとびきり可愛くて美しかった!最高にしびれました。
奈緒さんの笑顔はやっぱり最高の魅力ですネ♪ずっといつまでもこの人のそばに居たくなるような、温かく心がホッとするステキな笑顔です。
先代女将が花札をしながら魔法をかけたのなら、新女将の若い鴨ちゃんは大臣と一緒に無心に楽しくボンバー体操で身体を動かして楽しい笑顔で、しらず若々しいエネルギーを大臣に思い出させたのでしょうね。
「総理!お互い、立場も面子も何もなかった若かったあの頃に戻れませんかね」
仲代大臣のキンキラ衣装のウェーバー伯爵姿も、実に素晴らしくキマッテいましたね!さすがです!と言っても失礼ではありませんよね。
総理もさすがに肚の太いところを見せました。そして、上羽やの株も、女将鴨ちゃんの評価もグンと上がって、ついには大臣から「日本中どこを探してもいない面白い女将」というほめ言葉まで頂き新たな信頼を得ました。
この連ドラマの初めの頃と比べると、本当に鴨ちゃんは成長したと思います。
いろんなことを学び鍛えられて女将らしくなって、人間的にもやわらかく女性らしくなり、着物姿も板についてきてホントに綺麗で、そして特に第8話では本当に女将らしく、さらに美しくなったことをいろんなシーンで感じさせました。
第9話以降、ますます楽しみです。
PS,
鴨ちゃんと衣川さんの、東京弁と京都弁の掛け合いがホントに軽妙で、可笑しくて面白いです。今回も特に、冒頭と、ラストの二人の掛け合いには爆笑してました♪コミカル奈緒さん、大好き!
男声のモノマネもすごくうまかったです!奈緒さんのモノマネ初めて聞きました。面白かった!また、やってください!
出演者インタビュー、今回は峰岸さん役の笹野さんでした。峰岸さんにとって、鴨さんは孫みたいなものなんですねえ。鴨さんが幼いころは抱っこやおんぶもしたカモということですが、鴨さん覚えていますか?孫のように思える気持ちがよく現われていたのは、人力車のエピソードでしたよねえ。「先代女将と同じやわあ」と目を細めていましたから。鴨さんの言うことをハイハイと聞き流しているので、会話がかみ合わないこともありますが、鴨さんはじきに立派な女将になると言ってましたよ。峰岸さんには上羽やのこと、ドンドン質問しましょう。それから、旅館は「いつも変わらずにそこにあるもの」であってほしいとか。それももっともなことなので、変わらないといけないこととのバランスが難しいですねえ。














土竜 へ返信する コメントをキャンセル